ほのやく

現役大学病院薬剤師がお薬や医療に関することについて語っていきます。

がんを防ぐための12か条「がんになりにくい体を目指して」

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がんになりにくい体を作るためにはどのようなことに気を付けるとよいのでしょうか?
今回は、12個のポイントについてまとめてみました。
 
 

バランスのとれた栄養を摂る

いろんな食品を食べることで、おのずと栄養のバランスは整います。野菜を中心にして、彩り豊かな食卓を心掛けましょう。
 

毎日、変化のある食生活を

外食が続いたり、好物ばかり食べていると、食事のバランスが偏ってしまいます。バランスよく、バラエティーに富んだ食事にしましょう。
 

食べすぎをさけ、脂肪は控えめに

脂肪の摂取率は増え続けています。腹八分目を心掛けるとともに、脂肪分の少ない食事にすることも大切です。
 

お酒はほどほどに

日本酒2合相当までなら、アルコールは健康によいと言われています。しかし、過度の飲酒は口の中やのど、食道のがんを促進するため注意しましょう。
 

たばこは吸わないように

たばこを吸い始める年齢が低いほど、肺がんのリスクは高くなります。自分だけでなく受動喫煙もリスクを高めるため、自分はよくても家族が肺がんとなってしまうことも。周りの人のためにも禁煙をしましょう。
 

食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多く摂る

ビタミン類は、緑黄色野菜や果物からたっぷり摂りましょう。また、海藻類や豆類で繊維質を取って、便通を整えましょう。
 

塩辛いものは少なめに、あまりにも熱いものは冷ましてから

普段から塩分を控えた調理を心掛けるとともに、外食ではラーメンなどのお汁を残すなどの工夫をしましょう。また、あまりにも熱いものは食道がんのリスクを高めるため、冷ましてから食べるようにしましょう。
 

焦げた部分は避ける

お肉や魚の焦げた部分には、発がん物質が微量ではあるものの含まれます。特に、加熱温度が高く、調理時間が長いほど、発がん物質の量が多くなるので注意しましょう。
 

かびの生えた物に注意

かびといっても大部分のかびは問題ありません。問題となるのはナッツ類やとうもろこしに付く、ごく一部のかびに発がん性があります。
 

日光に当たりすぎない

紫外線による過度の日焼けは、細胞を傷つけ、皮膚がんを引き起こすこともあります。長い間強い日差しを浴びる場合は、日焼け対策を行いましょう。
 

適度に運動する

過度のストレスや体を動かさない生活は、体の生理機能を低下させます。気分転換や健康づくりのためにも、適度に運動を行いましょう。
 

体を清潔に

体に付いた発番物質や細菌、ウイルスが、がんの要因となることもあります。体を清潔に保つことが、がん予防につながります。
 

まとめ

いかがでしたか?日頃の生活習慣を改めること、「当たり前のことを、きちんとする」ことが重要だといえますね。